こんにちは!

 

繁盛セラピスト育成アドバイザーの

上川名おさむです。

 

 

特別レポートをお読みになった先生から

下記のようなメールをいただきました。

 

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先日はレポートありがとうございました。

 

私もこの世界に足を踏み入れて五年になります。

 

試業錯誤の連続で、頭では理解しているようでも

なかなか前に進まずいらいらするばかりです。

 

仲間が4-5人いまして皆同じ思いなのです。

 

私も腰痛を患い、数十件の整体を訪れ周りの治療レベルはわかっていて、

技術にはある程度の自信は持っています。

 

しかし、周りの数万人の患者さんには私のことがなかなか伝わらない。

このもどかしさを感じながらの毎日です。

 

レポートの中には感じていた箇所もあります、

みんなもっともな事ばかりですよね。

 

しかしなかなかな前向きに実行できませんね。

すこしずつでも・・・・ですね。

今後とも宜しくおねがいします。

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私も、この先生のもどかしいお気持ちが

とてもよくわかります。

 

 

少し私の過去の話をさせてください。

 

 

私は整体の仕事をする前は自然食品店に勤めていました。

(一応店長を任されていました♪)

その業界では有名な全国にチェーン展開しているグループでした。

 

 

すばらしい商品を扱っていました。

社員もパートさんも商品に誇りを持っていました。

 

 

他社の商品に比べても、

品質もよくて価格も安いのです。

 

 

しかし、

品質も劣り、価格も高い他者の商品を

お客さんはたくさん買うのです。

 

 

販売キャンペーンをやっても、

「ごめんねぇ。今月あっちの会社で買っちゃったのよ~」

というお客さんがたくさんいました。

 

 

なんで品質も悪くて価格も高いのに、

そんな会社の商品を買うんだろう???

 

その会社にいるときは、そういうお客さんの行動が

まったく理解できませんでした。

もどかしくて仕方がありませんでした。

 

 

 

 

整体の仕事をするにあたり、

マーケティングの勉強を始めて

当時のお客さんの行動がようやく理解できました。

 

お客さんは必ずしも商品が良いから買うのではないのです。

「この人から買いたい!」と思うと買うのです。

 

 

 

良い商品を扱っていると、

「良いものだから売れるはず・・」

と考えてしまいます。

 

あまり良い商品を扱っていないと、

「何とか売れるように好かれよう」

と努力します。

 

自然食品店にいたときは、

他社の社員は一生懸命、

お客さんと人間関係を深める努力をしていたのでした。

 

 

 

整体などの施術の場合は、

来院前に先生と患者さんの人間関係はありません。

 

 

どんなに素晴らしい技術を持っていたとしても、

どんな人間かわからない人から施術を受けるのは

患者さんからすればとっても不安です。

 

 

 

では、いったいどうしたらよいのでしょうか・・・?

 

 

(今日はこの辺で♪)

 

 

2008/11/13

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