こんにちは!

整体院・サロン経営★幸せ繁盛実践会の
上川名おさむです。

「一触れの価値」ということを考えてみました。

先生は患者さんの施術をするときに
何回くらい体に触れていますか?

一度触れて離すまでで一回とします。

例えば、、
施術料5000円で100回触れたとすると
一触れ50円です。

5000円で1回しか触れなければ
一触れ5000円です。

極端な例ですが
100回触れるのと同じ効果が1回で出せるなら
後者の方が一触れの価値が100倍高いと言えます。

昔インドにサイババという聖者がいました。

サイババブームもありました。
ツアーを組んでサイババに会いに行くわけです。

サイババに招待された部屋に呼ばれたりすれば
凄い幸運というわけです。

信者は姿を見られるだけで大喜びです。
ちょっと触ってもらえるだけで
死ぬほど嬉しいわけです。

インドまでの旅費や仕事を休んで行くとしたら
その間の売上の損失、滞在期間も長ければ
滞在費用もかかります。

それだけのお金をかけてサイババに会えて
体に触れてもらうことが出来れば
それでもう大満足で病気が治ったりしちゃうわけです。

私はサイババの信者ではないので
会いに行こうとは思いませんでしたが
信者にとっては触れられるだけで一生の幸福であり
凄いことなわけですよ。

それこそ信者にとってみれば
一触れの価値がお金では買えないくらいの価値なわけです。

私はサイババでも聖者でもありませんから
手から粉を出すこともできませんし
ひょいと触って病気を治すことも出来ません。

サイババと勝負して勝とうとも思っていません(笑)

だけど、そこまで極端でなくとも
少なくとも自分の一触れを今の何倍かに出来ないものか
何とか10倍くらいに出来ないものかと考えたものでした。

それでいろいろ工夫してきた結果、
10倍までは行かないけど9.6倍くらいにはなったのかな。

開業当初は手技60分で5000円でやっていたのが
今では10分8000円なので60分だと48000円。
48000円÷5000円=9.6

という計算です。

時間は短くなって料金は高くなっていますが、
効果は60分の時よりも何倍も高まっていると思います。

手技を工夫して技術を高めることもそうですが、
一触れの価値を高める工夫もしてきました。

無駄に触れない。
最小限の刺激。

最小限の刺激でどうしたら最大限の効果を出せるか。
そんなことを考えながら試行錯誤をしてきました。

そんな工夫について書いてみたいと思います。

次号に続きます….