患者さんがリピートしたくなる声とは？

店員さんとか、業者さんとかで
「あ～、この人何だか感じがいいなぁ」
と思う人の特徴があります。

笑顔はすごく大切なポイントですが、
最近よく思うのは「声」の感じです。

心地よい声、優しい声の人はとても感じが良い印象があります。

声は生まれつき持っているものですが、
声の出し方はいろいろとコントロールすることができます。

私も家で家族と話しているときと
仕事のときや友人と話すときでは
またいろいろと変わります。

でもほぼ無意識に使い分けています。
これらを意識的にコントロールしたいなぁと思いました。

発声についての勉強もちょっとやってみようと思い、
歌のレッスンみたいなＣＤや本を買ったけど
あまり役に立ちませんでした（笑）

その後あれこれ本を読んだりしてて
自分にとってなかなか良い情報とは出会えなかったのですが、
先日面白いＤＶＤと出会いました。

鴻上尚史の声のレッスン
～魅力的な「こえ」の作り方～
というＤＶＤです。

内容は

正しい発声とは？
腹式呼吸を確認しよう
振動と共鳴
お腹で支える
ベクトルを意識すること
声のいろんな症状
魅力的な声のために
・・・

などなど。
詳しくレッスン方法が紹介されています。

特に魅力的な声を出すためには
【声の5つの要素】を意識的に使い分けるそうです。

声の5つの要素とは

大きさ
高さ
はやさ
間
音色・声質

とても勉強になりました。

魅力的な声というのは
その状況に合わせた声を自分で作り出すんだそうです。

我々治療家の仕事でいえば

患者さんが安心する声
信頼してもらえる声

そんな声を出せると良いと思います。

有名なメラビアンの法則では
話す内容よりも話す人の態度や声のほうが
より強く印象に残ると言われています。

声もコミュニケーションの大切な要素になります。

私はとても苦手な分野ですが
とても参考になったので紹介させて頂きます。

鴻上尚史の声のレッスン
～魅力的な「こえ」の作り方～